体質改善でアレルギー、アトピーとは無縁の健康生活

体質改善Step1 朝食

体質改善のStep1は朝食を抜くということです。これを聞くと「ハァ、お前はアホか?」と思うことでしょう。 小さな頃から親、学校の先生などから「朝食はしっかり食べましょう」と言われてきたからです。 ではなぜ朝食を抜いたほうがいいのか?それをこれから説明していきます。

まず第一の理由。それは私たちのライフスタイルにあります。朝食を食べて食物が胃に入ると、消化のため血液が胃に集まってきます。 そして血液は消化に必要な栄養、酸素などを提供してくれます。ここまでは問題ありません。 問題はこの後です。普通、朝食を食べるとその後すぐに学校や会社などに行きませんか? これが大問題で、例えば通勤通学のために自転車に乗ったり歩いたりするでしょう。 また学校では勉強しますし、会社でも仕事をするでしょう。当たり前ですが。 これらの行動をすると、血液が必要になります。運動するには筋肉に血液が回されますし、 勉強や仕事をすると脳に血液が必要です。するとせっかく消化のために胃に集まった血液が他に取られてしまうわけです。 ですが胃液などは出たままです。これが消化不良の原因になります。そして自分自身で自分の胃を傷つけてしまうのです。

第二の理由。それは人間の身体の仕組みにあります。実はあなたが空腹感を感じるのは胃が空っぽになったときではなく、 血糖値が下がったときなのです。つまり空腹感は脳が発しているのです。ですが、この低血糖値時は 実はエネルギーは満タンなのです。ではなぜエネルギーが満タンなのに空腹感を感じるのか? それは人間というより動物の性質です。現代では食料は手を伸ばせばすぐそこにありますが、 昔の人や、野生の肉食動物などはそんなわけはありません。自分で狩をして食料を手に入れなければなりませんでした。 そして動物は空腹感を感じて初めて狩を始めます。ここがポイントです。この狩によって蓄えられているエネルギーを 使います。すると血糖値が上がります。動物は血糖値が高いときにはあまり空腹感を感じません。 そうなることで食料を手に入れたときにはあまり空腹感がなくなります。 おなかが減りすぎて逆に食べられなくなったという経験が一度はあるでしょう。これが食べすぎを防止する自然のリミッターなのです。 現代では食べ物が簡単に手に入るので、運動によって蓄えられているエネルギーを使う前に食料を手に入れられます。 ですがストックはいっぱいです。すると食べたものは全て「脂肪」として蓄えられてしまうのです。

これはダイエットにも使えると思いませんか?空腹感を感じたら運動しましょう。運動については体質改善Step3で説明しています。 そうすると血糖値が上がり、食べ過ぎることはなくなります。あなたの身体にはすでに自然のリミッターが備わっているんです。

ここまでの話をまとめると、朝食は食べないほうがいい、もしくはできるだけ軽く済ませることです。 昼食も同じですが、最初からあまり変化をつけすぎると身体の調子を崩すかもしれないので、徐々に慣らしていきましょう。 また朝食を食べないとお腹が減って食べ過ぎてしまうかもしれません。これが理由でダイエットするときは 朝食を食べたほうがいいと言われています。なので食べる前には少しでも運動して蓄えられたエネルギーを消費し、 血糖値をあげましょう。そうすれば食べても脂肪ではなくエネルギーとして蓄えられますし、 食べ過ぎることもなくなります。後は、食事と食事の間(例えば10時とか4時とか)にどうしてもお腹が減ったら オレンジやイチゴなど果物を食べるといいでしょう。ビタミンなども補給できますし、一石二鳥です。

体質改善Step2 冷水浴>>

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